ソフトウェアDTMFコントローラ
■ 概要 |
DTMF音をエンコード・デコードするプログラムです。Windows対応です。
■ DTMFとは何? |
DTMFとは、Dual Tone Multiple Frequency の略で、プッシュホン電話機が電話局に電話番号を送る時に使う、ピポパ音のことです。本プログラムは、この音をパソコンに取り込んで、その音の番号(0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, #, *, A, B, C, D)を検知します。
DTMFは、CCITT(国際電信電話諮問委員会)で認められている、世界共通の規格です。
■ 本プログラムの特徴 |
- リアルタイムでDTMF音をデコードできます。
- WAVファイルからも読み込めます。
- エンコード結果をWAVファイルに書き出せます。
■ 想定する用途 |
- DTMF関連機器の動作テストやアマチュア無線など。
■ これからの改良点 |
- 手押しぐらいの速さのDTMF信号には十分耐えられるのですが、機械が発信する(例えば、パソコンのモデムが出す)信号は、速すぎてデコードに失敗することがあります。これから改良していきます。
- このプログラムは、作者が初歩的な信号処理も勉強していない頃に製作したものなので、はっきりいって性能は悪いです。その後依頼があり、これよりもはるかに性能のいいデコーダを開発しましたが、そちらは公開できません。
■ 注意 |
- このプログラムにより生じた、いかなる被害も筆者は責任をとりません。
- このプログラムはフリーソフトウエアですが、著作権は筆者にあります。
■ ダウンロード |
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se123346.html
最新バージョンは1.2です。本体は上のリンクのVectorからダウンロードしてください。ソースコードはこちら。
Ver 1.2では、1.1cまでにおいて、「CPU処理能力の不足です」と間違ったエラーメッセージが出るのを修正してあります。